(2)仕事が手につかず、ネットサーフィンばかり…はもしかして

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 男性ホルモンのテストステロンは、骨格や筋肉量、性機能の維持、精神的なバイタリティーの向上など肉体面、精神面の健康に関与し、働きは多岐にわたる。このテストステロンが減少することで起こるのが男性の更年期障害、医学的には「LOH症候群」と呼ばれるものだ。

「疫学的なデータでは、テストステロンの値が高い人は年収が高く、異性に好まれる顔が多い。英国の証券会社でテストステロンの値の高い人と低い人の年収を比べたところ、高い人の方が年収が高いとの結果が出ています。また、米国の女子大生にテストステロン値の高い人と低い人の顔を見せたところ、高い人の方が好まれたという結果も出ているのです。人さし指と薬指の長さを比べて、薬指が長い人はテストステロンの値が高いという研究結果も報告されています」(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学創造長寿医学講座特任教授・井手久満医師=以下同)

 女性更年期障害が閉経前後に起こり、ある程度の年代を超えると起こらなくなるのに対し、男性の更年期障害であるLOH症候群は、中高年であれば何歳でも起こる可能性がある。テストステロンは加齢で減少するのに加え、ストレスや生活習慣でも容易に下がるからだ。

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