小籔千豊が独白<下> 新喜劇内の「問題解決」も座長の仕事
■遠回しに注意することも
だから直接被告側を責められないので、被告の横におる何も関係ない後輩に、楽屋でわざと「おまえ、後輩にエラそうにすんなよ。後輩には優しく、同期とは仲良く、先輩は殺せ。もし、おもろい後輩がイジメられて辞めたら新喜劇にとって大きな損失や。もし下をイジメたら全員でおまえを干す。会社の偉いさんならびに、オレが知ってるビッグタレント、吉本のビッグ芸人全員におまえのことを流布し、ツイッター、インスタグラム、大阪の生放送でこき下ろすからな」と言う。その後輩は何のこっちゃ分からないから「僕そんなことしてません……」ってめっちゃ怯えてましたけど(笑い)。
もちろん“起訴”も何回かあって、えげつないことをいっぱい処理してきました。被害者から話を聞いて、送られてきたLINE見て会社と話して、対策を相談して問題解決したり。いつか本当に新喜劇内で問題が露呈したとき、すべてをお話しして、新喜劇をクビになったら暴露本出します(笑い)。