著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

皆さん、「遺言書」作ってますか? 経営者は特に必要不可欠

公開日: 更新日:

「遺言書を作っていますか?」と質問すると、40代、50代の方からは「まだ作るのは早い」「死ぬことなんか考えていない」というリアクションをされることが多いですね。

 でも、こう質問されたらどうでしょう。

「あなたが今死んだら、あなたの会社はどうなりますか」

 僕はある経営者会で、同年代の社長や経営者の方々にこの質問をしました。会社の経営者として、自分に万が一のことがあった場合、会社がどうなるのか。一線で働いている経営者の方々は、立ち止まって考える機会がなかなかないのかもしれません。

 実際に僕の担当したケースでは、ワンマン社長が遺言書を作らずに急死してしまった結果、会社の代表取締役を選任することができず、会社が取引を行ったり、決算などを行うことが3年以上にもわたりできなかったケースがありました。

 この問題は、すべての経営者にとって他人事ではありません。

 ですので、僕は「40歳を越えたら遺言書を作って下さい」と、いつも経営者の方々や相談に来られた方々にはアドバイスしています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも