吉本若手の受け皿にも 47都道府県「住みます芸人」の勝算

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 13日、「よしもと住みます芸人」新メンバーお披露目会見が吉本興業東京本部(新宿区)で開かれ、東京担当のお笑いコンビ「イシバシハザマ」、「アホマイルド坂本」(同神奈川)、「怪獣」(同千葉)が出席した。

 東京担当の「イシバシハザマ」石橋尊久(40)は5歳と2歳の子供を持つ父親として、「深刻な世田谷区の保育事情を抱えて東京住みます芸人になりました。3つお約束します。まずは待機児童ゼロ! 新規保育園設立での近隣住民トラブルの解消! そしてお台場でハマグリの採れる未来を!」とマニフェストを発表。

 舛添都知事の政治資金流用疑惑について聞かれると、「シンプルに(都知事を)辞めてほしい。都政を正すため、僕が次の都知事選に出馬します」と宣言。しかし、報道陣から出馬費用として供託金(300万円)が必要だと聞くと、「いま貯金が25万円しかない」としょんぼりしていた。

 この、地元や出身地でなくとも就任できる「住みます芸人」。2011年から吉本興業が「あなたの街に住みますプロジェクト」と題し、47都道府県各地に移住して地域貢献を行う芸人を「住みます芸人」と名付けたもので、発足から5年。「地方の時代」というキーワードも世間的に定着したが、企画を続ける吉本側にはどんな狙いがあるのか。

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