著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

公開日: 更新日:

「『もう孝太郎さんが結婚できる人はムロさんしかいないんじゃないですか?』って言われました」(小泉孝太郎テレビ東京「チマタの噺」7月17日放送)

「好青年」を絵に描いたような俳優の小泉孝太郎も、もう40歳。「越えないといけない線」をなかなか越えることができず、結婚はまだしていない。「(相手は)僕のこと以外にも父と弟のことが頭に浮かびますもんね」と笑う。言うまでもなく父は元総理の純一郎、弟も政治家の進次郎だ。そんな彼が、自身のラジオリスナーから言われたという言葉を今週は取り上げたい。

 ムロツヨシと孝太郎が“親友”だというのは有名な話だ。2人が出会ったのは、ムロがまったく無名の頃。出会った瞬間からウマが合ったという。やがて週1回、横須賀の小泉邸に泊まりに行くような仲になった。

 ある日の朝のことだ。

「おい、納豆を100回まわすとおいしいらしいぞ!」

 突然、父・純一郎が口を開いた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態