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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

喜び感じながら新たな体験を引き寄せる 土屋太鳳の魅力

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「なかなか、ない体験なので、鍛えられる感じ」(土屋太鳳/TBS「バナナマンのせっかくグルメ!!」7月8日放送)

 地元の人に聞き込みながら、教えてくれた絶品ご当地グルメを食べるというロケにバナナマンの日村勇紀と参加した土屋太鳳(23)。慣れないロケにもかかわらず、日村と別れ、一人旅になっても笑顔を絶やさず、地元の人たちと触れ合っていた。そんな彼女が楽しそうに漏らした感想が今週の言葉だ。

 一緒に旅した日村は、土屋の大ファンと公言するひとりだ。3年前のNHK朝ドラ「まれ」を見て、その魅力の「とりこ」になったという彼は、土屋のブログを読むことが日々の唯一の楽しみだと語っていた。現在は自身のインスタグラムと連動した形になっているが、当初は、他の一般的な芸能人ブログと一線を画した丁寧で長文の文章が特徴的だった。

 彼女は高校時代にはダンス部に所属。午前7時半からの朝練、放課後の練習はもちろん、昼練もほぼ毎日という部の厳しい練習に打ち込んだ。夜10時に就寝して深夜1時に起き、早朝5時まで勉強し、ダンスの練習に向かう毎日だったという。既に女優業も始めていたことから、演技にもきっと役立つという確信もあった。

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