テレ朝ヤラセ問題は氷山の一角…テレビ局“下請け残酷物語”

公開日: 更新日:

■むちゃぶりに応えられなければ「帰ってくるな」「辞めろ」の世界

 テレ朝の「今回の問題は当社の番組に対する信用を著しく毀損する。仕込み、ヤラセと言われても否定できない」との弁明は、こうした現場の声を鑑みると、視聴者も違和感を抱いてしまうのではないか。

「どこまで仕込むとヤラセなのかも曖昧」と、この関係者は言うのだ。

 ある芸能プロデューサーはこう言う。

「かねて、企画モノはネタ出しからトラブル処理まで下請けに丸投げし、むちゃぶりに応えられなければ、帰ってくるな、辞めてしまえというノリがある。スケジュールもタイトで、ヤラセでもしないと不可能な状況に追い込んでおきながら、最近はコンプライアンス徹底などと言ってくる。めちゃくちゃに走らせながら、同時にブレーキをかけているようなもの。それでいざ問題が発覚した途端、トカゲの尻尾切りで幕引きというのであれば、現場はふざけるなとなるでしょう」

 どの業界も、不振になれば、しわ寄せが下へ下へと及んでいく。だがテレビがコンプラ順守を掲げるならば、こうした下請け残酷物語こそ、放置していいはずがない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪