麒麟の川島さんに「ヤバイな、金になるぞ」と言われて水彩画を始めた

公開日: 更新日:

 今年に入って新しく始めたのが「絵を描くこと」です。きっかけは単純で、相方に舞台の仕事が入って、コンビの仕事が減ったんで半ば仕方なくという感じでした。

 じゃあ、なぜ絵だったのかと言われれば、それは昔、麒麟の川島(明)さんに言われた言葉がよぎったからかもしれません。東京に来たばっかりでお金もなかった頃、田無の家まで帰れなくてよく川島さんの家に泊めてもらっていたんです。

 他にも同じような芸人が集まって夜中に酒飲みながら大喜利とかをしてたんですが、その時になぜか絵を描くことがあった。大人になってほとんど初めて絵を描いたんですが、俺の絵を見た川島さんが「おまえ、ヤバイな、それ。絶対金になるぞ」「その絵、持って帰ってちゃんと完成さしてみたら?」って言ってくれて、確か「とろサーモン久保田の絵。こいつすごいかもしれないな」ってTwitterにも上げてくれたんです。

 あの時、川島さんに褒められたことが俺の中に残ってたのかもしれません。思い立ってすぐ新宿の世界堂に画材を買いに行きましたわ。選んだのは水彩画セット。今はアクリルとかも使ってますが、絵なんてマトモに描いたことはないし、教えてくれるような人もいませんから完全な勘です。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因