米アラバマ州の家畜オークションで雄鶏が22回も落札されたワケは?

公開日: 更新日:

 米アラバマ州で開かれた小さな家畜オークションにかけられた一羽の雄鶏が、難病の乳児を持つ家族を支援するコミュニティーの善意の象徴になっている。

 同州ヘフリンに住むデビン・グリーンウッドさんと妻クリスタルさんの生後約4カ月の息子ブラントリーちゃんは、心臓の右心室の下部に血流の出口が2つある「二重右室出口」という重い先天性心疾患で入院中だ。その医療費などを支援するために22日、ある男性が同州ランバーンで行われた家畜のオークションに一羽の雄鶏を出品。その際に、グリーンウッド家の苦境を説明し、落札金を寄付するとアナウンスしたのだ。

 雄鶏が約70ドルで落札されると、落札者は再びその雄鶏を出品し、「私も落札金を寄付する」と明言。善意が善意を呼ぶ連鎖反応が起き、この雄鶏はなんと計22回も出品され、落札額の合計は5549ドル50セント(約88万円)に膨れ上がり、全額がグリーンウッド家に寄付された。

 ブラントリーちゃんは出生後、敗血症性ショック、腎臓障害、3月ごろには脳卒中を経験。今後、複数回の手術が行われる予定だ。今回のオークションの他に、ネットファンディングのGoFundMeにも医療費などを支援するサイトが立ち上げられている。写真は同サイトに掲載されたクリスタルさんとブラントリーちゃんだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  2. 2

    新庄監督の“再就職先”に挙がるまさかの球団 采配に賛否もチームのテコ入れ役にうってつけ

  3. 3

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  4. 4

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況

  5. 5

    「恩人だけど、嫌いな人の代表」亡くなった板東英二さんが複雑な感情を抱いたプロデューサーの名前

  1. 6

    神戸への“聖地帰還”めぐり騒然…山口組・司組長「7年ぶりの里帰り」は実現するか

  2. 7

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風

  3. 8

    高市首相のあいさつはコピペ率85%…「広島への思い」石破前首相・愛子内親王とは絶望的格差

  4. 9

    高市官邸「被災地利用PV」が首相の命取りに? 安倍元首相“コロナおこもり動画”の二の舞を自民党が危惧

  5. 10

    日本ハム大ショック! “見限った”上沢直之が天敵に、呼び戻した有原航平が足枷となる皮肉