米アラバマ州の家畜オークションで雄鶏が22回も落札されたワケは?
米アラバマ州で開かれた小さな家畜オークションにかけられた一羽の雄鶏が、難病の乳児を持つ家族を支援するコミュニティーの善意の象徴になっている。
同州ヘフリンに住むデビン・グリーンウッドさんと妻クリスタルさんの生後約4カ月の息子ブラントリーちゃんは、心臓の右心室の下部に血流の出口が2つある「二重右室出口」という重い先天性心疾患で入院中だ。その医療費などを支援するために22日、ある男性が同州ランバーンで行われた家畜のオークションに一羽の雄鶏を出品。その際に、グリーンウッド家の苦境を説明し、落札金を寄付するとアナウンスしたのだ。
雄鶏が約70ドルで落札されると、落札者は再びその雄鶏を出品し、「私も落札金を寄付する」と明言。善意が善意を呼ぶ連鎖反応が起き、この雄鶏はなんと計22回も出品され、落札額の合計は5549ドル50セント(約88万円)に膨れ上がり、全額がグリーンウッド家に寄付された。
ブラントリーちゃんは出生後、敗血症性ショック、腎臓障害、3月ごろには脳卒中を経験。今後、複数回の手術が行われる予定だ。今回のオークションの他に、ネットファンディングのGoFundMeにも医療費などを支援するサイトが立ち上げられている。写真は同サイトに掲載されたクリスタルさんとブラントリーちゃんだ。


















