「ムツゴロウ」畑正憲さん87歳死去 東大時代から「稀代のギャンブラー」の横顔も

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 畑さんには、もうひとつの顔があった。知る人ぞ知る「稀代のギャンブラー」で、東大時代からのめり込んだ麻雀歴は半世紀以上。大学を辞めて、山谷に住んだ際、雀荘に入り浸り、1日に1000円稼いだこともあったという。

 2015年10月10日付の日刊ゲンダイ本紙に登場した際も、かつて正月休みの1週間、ぶっ続けで麻雀を打ち続けたことをこう振り返っていた。

「僕はギャンブルが好きでしてね、そのために生きている(笑い)。かつては麻雀を1週間やらないとお尻がむずがゆくなってきた」

「打ち盛りの頃は正月休みの8日間連続でやったものですよ。酒は一切飲まない。たばこは集中力が高まりますからね、ずっと手放さない。最近はタイトル戦に呼ばれますけどね。禁煙だから、引退宣言しようかと思っていますよ(笑い)。麻雀は普通の法則で打っていてはダメ。その都度、法則をひっくり返さなくては。たばこを吸わないと、その判断力が出てこないのです」

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