参加国の抗議でバレーW杯“ジャニーズ排除”の衝撃度! 国際大会から締め出す流れに

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ジャニーズの出番が終わると帰っていく

 4年に1度開かれるバレーボールW杯。ジャニーズのスペシャルサポーターは95年大会のV6からで、19年大会まで7大会連続でジャニーズグループのお披露目の場としても使われてきた。元スポーツ紙記者はこう話す。

「会場には、うちわやらを手にしたファンが押しかけ、試合前のコートに少年たちが出てきて、口パクで躍る姿に黄色い声援を送る。ジャニーズの出番が終わると、とっとと帰っていくところといい、スポーツの国際大会とは思えない、ちょっと異様な光景が繰り広げられていた。出場国のスタッフや選手たちが、何ごとかという目で見ていたのを覚えています」

 ジャニーズの性加害問題はBBCのドキュメンタリーで世界的に知られ、その後のドタバタも報じられている。そんな中、ことし9月の大会でジャニーズタレントが大会の顔のように出てきて、踊り、はしゃぎまわるさまを放映しようとしていたということ自体、どうかしている。

「ジャニーズに所属するタレントはむしろ被害者で、タレントに罪はないという考え方から一部で擁護論が噴出し、コンプラ重視であるべきメディアはこの期に及んでジャニーズとの関係を切ろうとしていない。もし、9月大会にジャニーズがオフィシャルサポーターになっていたら、世界から、どういう国なんだという目で見られますよ」(前出の広告関係者)

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