(3)不安を解消するための3つの基本
おカネの不安を解消するためには、おカネの意味を知ることが大切です。中国の古い兵法書「孫子」に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉が出てきます。前回紹介したように、「おカネとは信用である」を踏まえて、さらにおカネにはどんな機能があるか考えてみます。
それは、
(1)交換手段であること
(2)価値の尺度であること
(3)価値が保存できること
の3つです。
このうち、交換手段はすぐ理解できるでしょう。かつては獣と魚を物々交換しなければなりませんでしたが、今はおカネがあれば、肉とでも魚とでも簡単に交換することができます。
2番目の価値の尺度というのは、簡単にいうとモノの値段を計る物差しです。例えば、ミカンが1個100円、高級和牛は100グラム1000円だったとします。同じ1000円でも、ミカンなら10個分、和牛なら100グラム分というのが簡単にわかり、異なる商品、サービスでどのくらい価値が異なるかわかります。


















