(3)腎臓を守る歩き方の「フォーム」のポイントは7つ
ウオーキングで腎臓を守るためには、どれくらいを目安にすればいいのか?
「かつて私たちは、急性心筋梗塞を起こした患者さん41人を対象に、運動量と腎機能の変化の関係性を調べたことがあります」
こう言うのは、腎臓リハビリテーションの第一人者で、東北大学名誉教授・山形県立保健医療大学理事長・学長の上月正博医師。研究の結果、1日4113歩以上歩いた患者は歩数に応じて、腎臓の濾過機能のレベルを示す「eGFR」の有意な改善が見られたという。
「ただ4113歩というのは、データを小さい順番に並べた時のちょうど真ん中に位置する数値(中央値)で、『最低限これ以上必要』というラインです。さらに私たちは複数の研究結果を解析し、腎臓を守るウオーキングの目安として『1日30~60分、週3~5回、1週間にトータル150~180分』という数値にたどり着きました」
これらはこまめに分割していい。1日10分を3回に分けてトータル30分。これを週5~6回、というようにだ。重要なポイントは「1分間の心拍数が安静時より20~30回増える程度の心拍数」で行うこと。


















