バラエティー界は“再編”不可避…松本人志抜き加速でテレビから「ダウンタウンが消える日」

公開日: 更新日:

 複数の女性への“性加害疑惑”を報じた「週刊文春」への訴訟に注力するとして、活動休止中のダウンタウン松本人志(60)。その「穴埋め」が発表され始めている。

 松本が中居正広(51)と共にレギュラーを務めていたフジテレビ系「まつもtoなかい」は、28日の放送で、次週から番組タイトルが「だれかtoなかい」に変更になることを発表。この日は中居がゲストの秋元康と嵐の二宮和也を相手に一人で進行していたが、松本は「出演休止」になると言い、松本の降板が公になった格好だ。

 松本がチェアマンを務めていたフジ系の特番「IPPONグランプリ」では2月3日の放送で、松本に代わり、バカリズム(48)がチェアマンを務めることが明らかに。特にこの手の松本がピンで出演していた番組の対応は急がざるを得ないようだ。

「コンビの番組で言えば、25日の『ダウンタウンDX』は、松本の騒動に一切触れることなく浜田ひとりで総集編を放送しました。28日放送の『ガキ使』では、松本も出演していた収録済みの内容を放送しましたが、今後は松本抜きで収録すると発表しています」(スポーツ紙芸能担当記者)

 一方、相方の浜田雅功(60)は26日深夜のラジオ「ごぶごぶラジオ」(MBSラジオ)でこの件について初めて言及。

「大変です」という言葉のあとに「あの人の代わりはいないんでね。戻ってくるまで自分ができることを一生懸命やろうかなという感じです」「頑張って待ってますよ。あ、帰ってくるまで相方募集しようかな」など冗談交じりに話した。キー局編成関係者はこう話す。

「コンビで出演していた番組については、この春の改編では大きな動きはなく、代役を立てるなどして暫定的な措置にとどまっている。しかし、スポンサーが嫌がっているので、秋の改編では打ち切りの対象になるものも出てくるはず。それ以前に浜田がどこまでやる気があるかも定かではない。かといって松本に近い芸人が代役に収まる可能性は低い。彼らは、今後、新たな証言が飛び出す恐れもあり、この件に巻き込まれる可能性がある。スポンサーや局は警戒心を強めています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々