著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

村重杏奈は“浜ちゃんに頭をコツンとされると売れる”を体現した有望株

公開日: 更新日:

 毎年のように、テレビのバラエティー番組に女性タレントの「新キャラ」が登場している。指原莉乃みちょぱ朝日奈央に続く、新世代のバラエティー女王候補は誰なのか。最近テレビでよく見るようになった女性タレントの経歴や魅力を分析する。

 トップバッターは、テレビ番組出演数の前年比増加によるニホンモニター「2023ブレイクタレント」で6位、アーキテクト「タレントパワーランキングが選ぶ2023年下半期にブレイクした女性タレント」で1位に輝いた村重杏奈(25)。

 1998年7月29日生まれ、山口県出身。

 関門橋を渡って(関門トンネルかもしれないが)、2011年に福岡を本拠地とするHKT48の1期生オーディションに合格。2021年に卒業するまで個性派メンバーとして活躍した。

 ポテンシャルの高さは同じグループに在籍していた指原莉乃も高く評価していた。2013年にはダウンタウンがMCをつとめる音楽番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)にHKT48のメンバーとしてゲスト出演して、イス取りゲーム企画で準優勝。浜田雅功に「イスを狙い過ぎや」と突っ込まれ頭をコツンと叩かれて、第1次のプチブレーク。芸能界には「浜ちゃんに頭を叩かれると売れる」というものがあり、代表例としてBoAや松岡茉優がいる。HKT48時代の村重にインタビューしたことがあるが、「浜田さんにこつんとされたことは、今でも心の支えにしています」(日経BP社「HKT48 5周年Special」)と語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  3. 8

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞