東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

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 東京では、巨大な再開発計画が進んでいる。築地市場の跡地や日本橋、神宮外苑などで、どれも100年に1度のビッグプロジェクトとして注目される。そのうち、日本橋について掘り下げてみよう。

  ◇  ◇  ◇

 五街道の起点である東京・日本橋には、日本橋川を覆うように首都高速道路が走る。しかし、そのうち神田橋JCTから江戸橋JCT間の約1.8キロは、すでに地下トンネル化が決定。その部分の首都高は近い将来、撤去され、川から空が見えるようになる。

 その首都高の地下化に伴って、日本橋川のにぎわいを生み出すべく、周辺の再開発事業が進む。そこで、注目されているのが、日本橋周辺の再開発だ。

「日本橋川は神田川から分岐して、隅田川につながる全長4.8キロで、日本橋川のにぎわい創出に向けた取り組みは川全体が対象です。上流から下流まで4つのゾーンに分け、それぞれテーマを設定。日本橋周辺の再開発はゾーン3に該当し、大手町・神田等のゾーン2とともに整備の先行区間に位置づけられています。ゾーン3のテーマは、『歴史と未来を紡ぐ水辺-資源をいかす』です」

 こう言うのは、東京都都市整備局都市づくり政策部水資源・建設副産物担当課長の松本昇氏だ。

 築地と同様に水が大きなテーマになっている。日本橋川のにぎわいを生み出すにあたって、どんなことが検討されているのか。

「日本橋川を軸に人が集まるような空間、景観をつくるというのが大きな考え方です。たとえば、日本橋橋詰めには広場がありますが、そこを整備して人々が集う拠点にしたり、外れずに残った首都高は夜間のライトアップで人を集めたりといったことです。そのための動線として、川沿いに歩いて楽しい歩行者空間のネットワークを形成。人が気持ちよく集まれるように水質改善にも取り組み、水辺を実証実験の場とするなど、次世代技術を活用することで新しいビジネス創出の場とすることなども考えています」(松本氏)

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