腕にキーボードのタトゥーを入れたカナダ人母の愛…自閉症で非発話の息子と「いつでも意思疎通を」
カナダ・ニューブランズウィック州に住む女性ジェシカ・フレッチャーさんは今年6月、前腕にキーボードのタトゥーを入れた。自閉症で非発話の息子ハンター君(11)とどんな状況でも意思疎通ができるようにするためだ。
ハンター君は、手話で正確な表現ができないため、普段はAAC(拡大・代替コミュニケーション)機器であるタブレットを使い、言葉や記号を選んで意思を伝えている。しかし先日、レストランで機器のバッテリーが切れ、コミュニケーション手段を失った。するとハンター君は記憶を頼りに紙にキーボードを描き、指で「タイプ」して注文内容を伝えたという。
それがきっかけで、ジェシカさんはAAC機器に頼らない手段を確保するために、前腕にキーボードのタトゥーを入れることを思いついたのだ。
ジェシカさんが7月8日、息子がタトゥーのキーボードを使っている様子を紹介した動画をフェイスブックに投稿したところ、感動を呼んで大バズり。再生回数は数百万回を記録し、150万以上の「いいね」が寄せられた。
ジェシカさんの取り組みは、機器に依存しないコミュニケーション手段の重要性を示し、世界中の非発話の子どもを持つ家族に影響を与えている。
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