(3)宮澤喜一は英文雑誌が原因で竹下登を怒らせた

公開日: 更新日:

 輝いていた日本は、もう遠い昔だ。世界2位だった経済大国から転落し、人口も急激に減少──と、衰退の一途をたどっている。

 どうして日本は力を失ってしまったのか。どうすれば、あの時代を取り戻せるのか。

 ヒントになるのが、戦後の全盛期を築いた男たちの生きざまだ。セゾングループの総帥・堤清二が語った、男たちの素顔をお届けしよう。

 どんなに才能があっても、周囲が推してくれなければトップには立てない。宮澤喜一は才能に恵まれていたが、その性格があだとなって、なかなか総理になれなかった。

 なかでも自民党の実力者、竹下登は強い反感を抱いていた。

「あれほど政治家に向かない人はいなかったと思います。白洲次郎さんやロックフェラーさんから『なぜ宮澤のような優秀な男が日本では総理大臣になれないのか』と言われましたが、これはなかなか説明しにくい点でした。そんな時、竹下さんに『財界では次期総理には宮澤喜一がいいという意見が強いです。宮澤さんをお願いします』とお願いに行ったことがありました」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ