著者のコラム一覧
長尾義弘ファイナンシャルプランナー、日本年金学会会員

徳島県生まれ。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』(徳間書店)、『投資ゼロで老後資金をつくる』(青春出版社)『保険の選び方大全100』(自由国民社)。年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』、『定年前後の手続きガイド』など多数。http://neo.my.coocan.jp/nagao/ X(旧Twitter):@neo_sigh

定年後も会社にしがみつく? 50代から始めたい「定活」という新常識

公開日: 更新日:

「定活」という言葉をご存じでしょうか?

終活」はよく聞きますが、「定活」は「定年活動」のことです。定年は、人生の大きな節目です。

 仕事、お金、人間関係、生活リズムーーいろいろなものが大きく変わります。しかも今は、「60歳で仕事終了」という時代ではありません。総務省の「労働力調査(2023年)」を見ると、60〜64歳の就業率は74%。65〜69歳でも52%、つまり半数以上の人が働いています。70〜74歳でも34%、75歳以上でも11.4%の人が働いています。

 多くの人は60歳以降も働き続ける時代なんですね。40年間働いてきて、「やっと終わった!」と思ったら、さらに10年働く。これが今の現実です。

 ただし、60歳以降は再雇用や契約社員になるケースが多く、正社員時代とは環境が変わります。給与は下がる。仕事はあまり変わらない。しかも年下が上司になる。このようにモチベーションが下がったまま、「とりあえず会社にしがみつく」という状態で10年過ごすのは、かなりしんどいです。

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