著者のコラム一覧
武内陶子フリーアナウンサー

1965年4月、愛媛県出身。91年にNHK入局。昨年秋からフリーに。

NHK局アナ新人時代は「一輪の大木」「ガリバー武内」と呼ばれた

公開日: 更新日:

「おはよう日本」「スタジオパークからこんにちは」などNHKで33年間活躍した現フリーアナ武内陶子さん(59)の仕事を振り返る連載。地元松山からのスタートは失敗続きだった。

 1991年に入局した社員がNHKの各地方局に配属されますが、大阪や福岡など大きな局と違い、当時は松山放送局に新人アナウンサーが配属されたのは約30年ぶりでした。地元の新聞に載ったくらい久しぶりのことだったんです。

 背が高いので局内では「一輪の大木」とあだ名をつけられて。先輩たちはかわいがってくれるためにつけてくれたのですが、そのあだ名も私が失敗すると変わっていくんです。

 生放送での言い間違えは数知れず。「間もなく9時になります」と言った時は8時半だったり。間違いに気づいて「あ!」と焦った私の顔で番組が終わったり。地元の方たちには「あんた見よったらこっちも緊張するわいね~」とよく声をかけられました。「陶子さんがまたやりよったわ」とおばあさんたちの噂になるほど。もちろんおばあさんたちにもかわいがっていただきましたよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速【一覧表あり】

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    ジャンポケ斉藤慎二 書類送検で「メンバー」呼ばわりに識者が疑問呈す…ピン芸人なら何と報じる?

  4. 4

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 5

    最速160キロのオリックス山下舜平大が「打線の無援護」を招く致命的欠陥

  1. 6

    ジャンポケ斉藤慎二 ロケ車内での性的行為には“常習説”…吉本契約解除は「トカゲの尻尾切り」

  2. 7

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  3. 8

    巨人・菅野智之を欲しがるメジャー球団とその条件は…《大谷ドジャースの可能性は低いが…》

  4. 9

    ジャンポケ斉藤は芸能界追放へ!抑えられなかった“異常な性衝動”…不同意性交で吉本が契約解除

  5. 10

    兵庫県知事選 失職→再出馬の斎藤元彦前知事「即戦力は私が一番」発言でまたも晒した無神経ぶり