著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

バッテリィズ M-1グランプリ準優勝で令和ロマン以上に脚光浴びるも、伸びしろはまだまだある

公開日: 更新日:

M-1グランプリ2024」で、2連覇した令和ロマン以上に今回脚光を浴びているバッテリィズ。私もM-1でテレビ審査員でしたが、1本目の「偉人の名言」には最高点の95点をつけました。

 2人は大阪NSC36期生。寺家くんは出席日数が足らずに未卒業のままでしたが、当時のオーディションに合格して卒業扱いとなり、吉本に所属しました。そして草野球チームでエースくんがピッチャー、寺家くんがキャッチャーという文字通りの「バッテリー」を組んでいたところ、お互いのコンビが解散したタイミングで「組んでみようか」という軽い気持ちでコンビを結成。それが花開いていくのですから、縁があった、コンビになるべくしてなったのだと思います。

 NSC時代のエースくんは「元気でまっすぐな目をしている子」「素直そうな子」という印象で彼を自在に操ってくれる相方と巡り合えればおもしろい存在になるかもしれないという目で見ていました。一方の寺家くんは、出席日数も少ないので、ほとんど印象がありませんが、現在の冷静沈着で的確なツッコミが勢いのエースくんをより際立たせています。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に