ドロ沼化するNewJeans契約紛争で気になる“海外就労ビザ”問題

公開日: 更新日:

海外が活躍の場だけに…

 メンバーは、ADOR社を追い出されたNJZの母ミン・ヒジン氏(46)と共に、2月に「NJZ」として活動を開始。ADOR社としてはNJZは所属アーティストという認識のまま、年末は日本の音楽番組に出演していたが……。

「裁判が長引くとメンバーの海外就労ビザが問題となってくるはず。現在はADOR社で取得した就労ビザで日本でも出演していたと思われ、所属事務所に疑問が生じてくる。さらにビザの期限が切れたとき、係争中のまま新会社で申請できるのか、そこにも問題が残る」(レコード会社関係者)

 メンバーでオーストラリア国籍のハニ(20)は、2月に韓国のビザを取得したと発表。韓国の芸能ビザの場合は芸能事務所を通じて取得する必要があり、期間は2年である。昨年末からハニのビザ取得問題は話題になっており、今回取得したビザの種類は明かされず、ビザの取得がスムーズではなかった様子がうかがえる。

「K-POPアーティストの活躍の場は海外。ビザの問題で渡航できないとなると、NJZの代わりにHYBEグループのアーティストなど他のガールズグループが起用される可能性が出てくる。裁判が長引けは長引くほど、NJZにとっては不利、ADOR社にとっては有利になる可能性が高い」(芸能関係者)

 初の弁論は来月3日、ADOR社は裁判の長期化を狙っているのか。ミン・ヒジン氏に対抗策はあるのか。

  ◇  ◇  ◇

 ミン・ヒジン氏とADOR社の争いをひも解く。関連記事【もっと読む】「ミン・ヒジンの乱」は成功したのか? “NewJeansの母”継続で気になる今後…で伝えている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋