著者のコラム一覧
仲間達也医師・日本ボクシング連盟会長

 東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科部長、下肢救済センター・センター長。高校時代、ボクシングでインターハイに出場。得意は左フック。宮崎大学医学部卒。医師と日本ボクシング連盟会長の二刀流として365日稼働中。リングドクターの経験も豊富。

糖尿病…「足の切断」を迫られる人と免れる人の違い

公開日: 更新日:

 今回は少しドキッとする話題です。糖尿病による足の切断についてです。糖尿病はかつて「贅沢病」と呼ばれていましたが、現在では幅広い人々にリスクが及ぶ疾患となっています。ここでは主に2型糖尿病を取り上げます。

 2024年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる人は約1100万人と推定され、1997年の調査開始時の690万人から増加が続いています。

 盲点は、初期にはほとんど自覚症状がないことです。糖尿病が強く疑われる人のうち、治療を受けている人は全世代で約67%にとどまり、特に30~50代の男性では治療を先延ばしにするケースが少なくありません。その間に、下肢の切断につながる「糖尿病性足病変」が進行していた--これが今回のドキッとする話です。日本糖尿病学会などの報告では、糖尿病が原因の下肢切断は年間3000~5000件と推計されています。

 糖尿病の3大合併症には、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害があり、特に神経障害と血流障害が重なることで、この「糖尿病性足病変」が生じます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道