スーパー、コンビニ、ジム…いつでも“明るい社会”が体を狂わせる
コンビニ、ファミレス、24時間スーパー、深夜営業のジム……。いつでも明るく、いつでも食べられる時代になりました。
便利になった一方で、体調がなんとなくすぐれない、夜中に食べたくなる、太りやすくなった……そんな声をよく聞きます。
考えてみれば、私たちの体は何百万年もの間、日の出とともに動き、日が暮れれば暗闇のなかで休む生き物として進化してきました。夜に煌々と明かりがつき、いつでも食べ物が手に入る生活は、生物学的にはまったく新しい環境なのです。体はまだ、そこに追いついていません。
夜間の光が問題になるのは、それが脳の中枢時計を狂わせるからです。網膜から入った光は視交叉上核に届き、本来、夜に分泌されるはずのメラトニンを抑えてしまいます。メラトニンが減れば眠りに入りにくくなるだけでなく、食欲に関わるホルモンにも影響が及びます。
睡眠時間を短くした研究では、夜間の光環境が、空腹感を強めるグレリンと満腹感を伝えるレプチンのバランスを変えることが示されました。


















