「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

公開日: 更新日:

 6月まで放送されたフジテレビドラマ「夫婦別姓刑事」のダブル主演である俳優の佐藤二朗(57)と橋本愛(30)をめぐるハラスメント報道が、波紋を広げている一方、低視聴率と評された同作には放送開始時から厳しい声も多かった。

 同作は、ドラマでも数多くのヒットを出してきた秋元康氏(68)の企画で、佐藤にとっても民放GP帯初主演ドラマと注目度が高かった。だが、最終回までの全話平均視聴率は3.3%。フジの火曜夜9時枠復活後のドラマとしては最も低い視聴率となった。

 背景には、フジのドラマ制作側の時代錯誤の価値観がありそうだ。

「当初から、視聴者やドラマ批評家の間で物議を醸していました。まず、『夫婦別姓刑事』というタイトル。社会問題の選択的夫婦別姓というタイムリーな政治的テーマを期待させながら、実際は職場で結婚を隠しながらバディーを組んでいる夫婦が、バレないように妻が旧姓で働いているだけ。夫婦別姓制度について踏み込むドラマだと考えていた視聴者からは不評でした。これは時代のトレンドを取り入れて話題にしようとするフジの安易さが出ていましたが、“タイトル詐欺”との声もあります」(ドラマも手掛ける放送作家

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保Jの悲劇的敗戦を分析…本気のブラジルに「コマ不足」「勝てるチャンスなし」「延長なら複数失点」

  2. 2

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  3. 3

    維新が血道上げる「外来特例廃止」で重篤高齢者が見殺しに…医療費「原則3割」は入り口に過ぎず

  4. 4

    森保監督は“海外流出”、佐野海舟・鈴木彩艶・上田綺世はビッグクラブ移籍か…W杯32強敗退でもバラ色の人生が

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 7

    阪神・高橋遥人79年ぶり10連勝も…完全試合右腕が提言「配球を捕手任せにするな」

  3. 8

    面従腹背ばかりの自民が狙うは高市首相の“自滅”か…野党ガン無視の審議強行で「国会破壊」真の思惑

  4. 9

    女性皇族“軽視”の「皇室典範改正案」閣議決定 大炎上の中曽根弘文氏「愛子さま発言」に油をそそぐ

  5. 10

    「テレ東音楽祭」で歌詞が飛んだ「TRF」YU-KIに視聴者ビックリ! SAMの助け舟で何とか“復旧”のヒヤリ