「バンダイチャンネル」被害で高1男子逮捕…今や生成AIでサイバー攻撃は誰でもできる?
デジタル社会の弊害なのか。動画配信サービス「バンダイチャンネル」へのサイバー攻撃で約4万6000人分の会員を無断で退会させたとして、警視庁は6日までに埼玉県所沢市の男子高校生(15)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。容疑を認め、「会社に恨みはなかった」と話しているという。
男子生徒は、小学4年生ごろからプログラムの作成方法などを学んでいた。中学3年生だった事件当時、同サービス運営会社の通信内容を解析し、システムの脆弱性を発見。生成AI「チャットGPT」を使って不正プログラムを自作し、退会処理を実行した。
生成AIの進化により、サイバー攻撃はたやすくなっているのか。ITジャーナリストの三上洋氏はこう言う。
「この事件で生成AIが担ったのは、あくまで補助的な役割です。男子生徒は、システムの脆弱性を自力で見つけ出しているため、ある程度の知識はあったはず。会員を1人ずつ退会させる作業は非常に手間がかかるため、その処理を自動化するプログラムを生成AIで作成したというのが実態のようです。そもそも、実行者が特定されて逮捕に至っているのだから、手口としては稚拙。子どもがネット上に落ちているスクリプト(簡易プログラム)を興味本位で悪用し、第三者に被害を与えてしまうケースは以前からありました」
便利ツールは使い手次第だ。
■関連記事
■関連キーワード
-
独身者5割時代へ あなたは結婚したい? 「娘のパスワードで勝手にお見合い申し込み」 婚活相談所にも登場する“代理婚活”の困った親たち
-
人生100年時代の歩き方 「老人脳」にならない簡単な生活習慣とは? 80歳を超えても元気に前向きな「スーパーエイジャー」に学ぶ
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 天皇皇后「空海展」鑑賞で見えた“祈られる天皇”の姿…今も京都で続く「玉体安穏」とは
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 60歳以上も働くために必要なのは NISAでも、資格でもなく「体力」 マクドナルドでパートするシニアが明かす「筋トレ」の重要性
-
物価高でどう変わった? データで読み解く「新」生活者像 (5)外食に求められるコスパ&タイパ重視の「安近短」 お会計を気にしながら楽しむ家計防衛の工夫


















