横綱・大の里「感覚はいい」に待った…二所ノ関親方の発言にみる“左肩の回復具合の不安”

公開日: 更新日:

 久々の土俵復帰で稽古も好調。早くも優勝候補の筆頭に挙げられているが……。

 2場所連続休場からの復活を目指す横綱大の里(26)。3月場所中に左肩の関節脱臼で途中休場し、先場所は左肩腱板損傷で全休。それでも調整は順調のようで、6日の二所ノ関一門の連合稽古では大関琴桜に三番稽古で11連勝と圧倒した。

 本人も「感覚はいい」と手応えを口にしており、同じく先場所を休場した横綱豊昇龍と共に、7月場所(12日初日)の土俵を牽引していくことが期待されている。

 しかし、なぜか師匠の口ぶりは重い。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「バランスが良くなった」と褒めつつも、「体と相談しながらやっている」と慎重な姿勢だ。そもそも、二所ノ関親方は全休を決めた先場所直前、「(ケガとの闘いは)長くなると思っていた。1場所や2場所で治るケガじゃない」と話していた。

「稀勢の里は現役時代、横綱初土俵の2017年3月場所中に左肩を負傷。当時すでに30歳だったので、『復活しなければ』『周囲の期待に応えなくては』と焦ってしまい、故障が増える悪循環に陥った。当時は稽古で順調でも、いざ本場所が始まったら力を発揮できない、ということもあった。『1場所や2場所で……』という言葉は、自身の経験を踏まえたもの。弟子の状態について、あまり景気のいい発言をしないのは、それだけ左肩の回復具合に不安があるからでしょう」(ある親方)

 過度な期待は禁物か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒