清原果耶「初恋DOGs」が池田エライザ「舟を編む」に挑む 火10ドラマは“話題のTBS”vs“安定のNHK”の対決に

公開日: 更新日:

「決して悪い数字ではないんですが、それ以降、この枠で目立ったヒットがないのは事実。だから清原さんにとっては何とか"リベンジ"を果たしたいでしょうね」(前出の制作会社プロデューサー)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「視聴率も作品の評価もいろんな要素があってのものだから、全て主演に背負わせるべきではない」と前置きした上で、「でも、どこか因縁を感じるんですよね」とこう続ける。

「清原さんが注目を集めたのは、2018年のNHK『透明なゆりかご』。命をテーマにした静かな傑作で、看護師見習いを演じた清原さんの"透明感"と"凛とした美しさ"が注目を浴び、数々の賞を獲得した作品です。当時金曜10時枠だったNHKの"ドラマ10"は現在火曜に移動していますから、今回は真ウラで“古巣”に挑むことになる」

 そのNHKドラマ10では、ひと足早い6月17日に池田エライザ(29)主演で「舟を編む~私、辞書つくります~」がスタート。2024年にBSプレミアム4Kで放送され評判を呼んだ作品の"地上波再編集版"だ。辞書編集部を舞台に登場人物の人間ドラマを丁寧に描く作品で、レビューサイトFilmarksでは5点満点で4.4の高評価(6月30日現在)、SNSでも〈静かに心に染みる〉などと好評だ。派手さを抑えた"大人のドラマ"としての地位を確立しつつある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”