もはや夏は“恋の季節”じゃない…「婚活」を始めるなら秋まで待つ!が正解のワケ
花火のようにパッと咲いて散る「ひと夏の恋」の経験率は47%──。出会いから結婚までをサポートする情報サイト「縁結び大学」の調査でそんな結果が出ていた。
「夏に婚活を頑張って、〈来年のジューンブライドを目指す〉なんて気合が入っている男性も結構いますけどねえ」と、結婚情報サービス会社マネジャーは苦笑い。
大手メーカー勤務の大輔さん(38=仮名)がこう明かす。
「夏は花火とかライブとかビアガーデンとか、イベントも多くて誘いやすいし、白シャツにチノパンでもアリ。さほど服装を気遣う必要もないから気楽でしょ。開放的な気分になるともいいますし。で、婚活に励んで、いい雰囲気になった女性もいたんですが、10月にフラれて。まさに“ひと夏の恋”で終わりました」
男女問題に詳しいライターの日々晴雨氏は「開放的な気分になるとか、その発想が“昭和”ですよね」とこう続ける。
「夏は恋の季節とか、日焼けした肌に白いTシャツだけで3割増しで格好良く見えるとか、そんな時代もありましたけど、当時と今では夏の“質”が違いすぎます。高温多湿になりすぎて、女性はメーク崩れも気になりますし、湿気で髪もボサボサに。とても会って間もない男性に、そんな自分の姿を見せたくない。それに汗のニオイが気になるのは、女性もそうですが、自分のニオイを自覚していない男性も大勢いますからね」