BLドラマで再起図る手越祐也 「ぼくたちん家」異色のキャスト×新人脚本家で挑む日テレ攻めの一手

公開日: 更新日:

「だからこそ『ぼくたちん家』を新鮮な思いで見ることができる人が多いかも、とは思います。さらに、BLものといえば夏のテレ東深夜ドラマ『40までにしたい10のこと』が良作で、多くの視聴者の心を掴んだばかり。ひと昔前なら《BLは苦手》という人もいたでしょうが、ハードルは下がり、『40までに』のヒットでむしろ追い風が吹いている状態。なので、タイミングもいい」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 また、ある脚本家からはこんな声も。

「原作なしのオリジナル、というだけで脚本家としては期待値が上がる。しかも今回の脚本家の松本優紀さんは日テレシナリオライターコンテストで審査員特別賞を受賞した新人作家。外したくない一心で実績ある大物脚本家を起用する流れが完全に変わったとは言いません。が、この数年は少しずつ新人脚本家のオリジナル作品で勝負、という意欲作が増えてきている」

 日テレ系日曜ドラマ枠といえば、2018年には賀来賢人(36)主演「今日から俺は!!」、2019年には原田知世(57)、田中圭(41)主演の「あなたの番です」、2023年には安藤サクラ(39)主演「ブラッシュアップライフ」など多くの人気ドラマを輩出している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  3. 3

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?