「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛
東京でロケ地巡りを楽しむなら──。乃木が通りかかると必ず一礼する神社は、神田祭でお馴染みの神田明神。緊急招集のサインで境内に置かれる赤い饅頭が、「別班饅頭」と焼き印を押されて売られている。乃木の自宅も明神下という設定で、江戸時代から続くうなぎ屋など下町風情が残る一角である。
乃木と警視庁公安部刑事・野崎守(阿部寛)が情報交換したのは、日本橋三越本店の絢爛な天女の像の前。あんなところで目つき鋭いオヤジがボソボソしゃべっていたらかえって目立つだろうに……。ほかにも、豊洲市場や築地の本願寺裏手の路地などでも撮影が行われた。
海外ロケ地巡りツアーまで企画され、阪急交通社のアゼルバイジャン6日間ツアーは約30万円~、タイのバンコク・パタヤ4日間は約15万円~。
ドラマそのものはストーリーやトリックにかなり無理が目立ち、AIが都合よく何でも答えてくれるというご都合主義に鼻白むが、それがまた考察のヒントになるなど仕掛けがうまい。ロケ地の賑わい、まだ続きそうだ。
(コラムニスト・海原かみな)



















