「座っている時間」が7時間を超えるとうつ病リスクが上昇する
「座りすぎが体に悪い」というのはよく聞く話ですが、じつは「心」の健康にも大きな影響を与えることが最新の研究で明らかになりました。
今回紹介するのは、米国の成人約3万人を対象にした「座っている時間とうつ病リスク」に関する興味深い論文です。調査では、仕事や移動、自宅でのリラックスタイムを含めた「1日の座っている時間」と、うつ症状の関連を詳しく分析しています。その結果、座る時間が1日7時間を超えた時点から、うつ病のリスクが顕著に高まるという関係が確認されたのです。
具体的には、7時間を超えると、座る時間が1時間増えるごとに、うつ病のリスクが約5~7%ずつ上昇していきます。さらに、1日に8時間以上座っている人は、座る時間が4時間未満の人に比べて、うつ病のリスクが37%も高いという驚きの結果が出ています。
一方で興味深いことに、7時間以内であれば、座る時間が多少増えてもリスクに大きな変化は見られませんでした。つまり、私たちの心を守るためのデッドラインは「7時間」にあると言えそうです。


















