石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

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 時代や世相が違うとはいえ、そんなハラスメントを放置し、やりたい放題させてきたフジテレビによる「セクハラ天国」のような企業文化がこれらの背景に見え隠れしている。さらに局内での組織的な問題や権力構造が石橋のハラスメントを助長させたという。

「港浩一前社長とツーカーだったことも、大きかったでしょう」と、元フジテレビ関係者はこう言っている。

「『とんねるずのみなさんのおかげです』で、凖レギュラーとして出演していた女優稲村さち子さんが石橋と番組チーフディレクターにセクハラを受けたとして、92年に東京地裁に民事提訴しています。当時56歳の稲村さんに露出度の高いビキニを着せた上で、石橋は『ヘアが見える』などと発言。番組も『素人のおばちゃんですからヘアの手入れはしていません』とのテロップで追い打ちをかけたのです。石橋が謝罪して示談が成立しましたが、テレビでの“イジリ”が問題視されたにもかかわらず、彼らには馬耳東風でした」

 石橋は3日に自身のYouTubeチャンネルで食道がん治療のため、芸能活動休止を発表したが、9日までにこの動画はチャンネル上から消えており、それがまた様々な憶測を呼んでいる。

  ◇  ◇  ◇

 底が見えないフジテレビ問題。関連記事「広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声」などもお目通しください。

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