もはやクマ対策打つ手なし…鈴鳴らし、花火持ち、ハンター同行で捜索活動中の警察官が襲われる恐怖

公開日: 更新日:

 捜索隊は「クマ鈴」を鳴らし、手に点火させた花火を4本持ち、地元猟友会のハンター3人を同行させるなど、万全の態勢を敷きながらクマの襲撃を受けた。

 岩手県紫波町山屋の山林で21日朝、行方不明者を捜していた県警紫波署の男性巡査部長(56)がクマに襲われ、顔や腕、太ももを噛まれたり、引っかかれたりして、重傷を負った。その後、現場から数十メートル離れた沢で損傷した成人女性の遺体が見つかった。女性の死因がクマに襲われたものと断定されれば、今年度初のクマによる犠牲者となる。

 同日午前9時45分ごろ、巡査部長を含む4人の警察官とハンター3人、町役場の職員3人が2つの班に分かれて捜索を始めた。約5分後、付近に潜んでいたクマが突然、捜索隊の第2班の目の前にあらわれた。クマは数十メートル先にいた第1班に向かって、猛スピードで走る。ハンターが「クマだ」と叫んだ瞬間、クマは巡査部長に襲いかかった。約10分後、同行していたハンターがクマを駆除。体長1.3メートルの雌だった。

「巡査部長は搬送時、意識はあったものの、顔面を爪でえぐられ、深い傷を負った。機動隊に応援を要請し、午後から態勢を整えて、不明者の捜索にあたり、成人女性の遺体を発見しました」(捜査事情通)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮