米国のスポーツバーがマスク着用を「禁止」した3つの理由
「マスク着用を禁止」――米国のスポーツバーの扉にこんなメッセージが張られ、物議を醸している。
米FOXニュース(9月19日付電子版)などによると、話題の店はフロリダ州ウエストメルボルンにある「ウエストサイド・スポーツ・バー&ラウンジ」で、9月11日から店内でのマスク着用を禁止した。
入店の際に客の体温をチェックし、その後はマスクを外してもらう。拒否した場合は店に入れないというから徹底している。電車などでマスクをしていないと、冷たい視線を浴びせられる日本では考えられないが……。
オーナーのギャリー・カービーさんによると、禁止の理由は3つほどあるという。1つは「CDC(米疾病予防管理センター)は、新型コロナウイルスの感染予防にマスクを推奨しているけど、マスクはこれまでのライフスタイルを損なう」。
バーの業務に支障をきたすのも理由のひとつだ。バーテンダーは客の顔を観察しながら、飲みすぎていないかどうかを判断するので、マスクをされるとそれが困難になるという。