著者のコラム一覧
真保紀一郎経済ジャーナリスト

東レ(上)素材産業を代表する科学メーカー “黒いダイヤ”をはじめ技術力はピカイチ

公開日: 更新日:

 つまり、技術開発力はあるが商売下手、というのが東レの実情だ。例えば海水淡水化では、施設をつくるプラント会社は大きな利益を上げている。それに比べてキーデバイスをつくっている東レの儲けははるかに少ない。

 もっとも東レは、これまで技術オリエンテッドであることを誇りにしていた。4代前の社長から前社長までの4人のうち、3人が技術系で、しかも大学院を出ていることも、それを裏付ける。

 しかし、利益率が低くては研究開発費の捻出もむずかしくなる。それでは日進月歩の技術の進化に遅れてしまう。その危機感もあってか、今年春の社長交代は異色だった。新社長の大矢光雄氏は、これまで営業しか経験していない研究開発とは無縁の人材。なぜ、大矢氏が社長に選ばれたのか──。=つづく

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」