「日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも」飯間浩明・文、金井真紀・絵

公開日: 更新日:

「日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも」飯間浩明・文、金井真紀・絵

 ネットで動画を見たいが、時間がないので倍速で見る人がいる。「タイムパフォーマンス(タイパ)」が向上するからだ。「タイパ」は2022年に広まった。面白い動画が増えているので、どんどん見ないと間に合わない。著者は、せっかく見るなら普通の速度で見たいと思っているのだが。(「『タイパ』を求める理由とは」)

 10代から20代前半の人が最近使うことばを調査した。冷や汗が出そうになったときなどに使う「アセアセ」は新語と思われているが、実は1990年代からインターネットで使われていたのだ。(「『昔の新語』がよみがえる!?」)

 国語辞典編纂者が、変化することばの語源を解き明かす。 (毎日新聞出版 1650円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」