進まぬ野党共闘に喝! 高校生グループが2月21日に一斉デモ
「私たちは憲法違反である安保関連法制の廃止と安倍政権の退陣を求めます」
今夏の参院選に向けて、ついに高校生まで本格参戦だ。昨年7月以降、安保法制に反対してきた高校生グループ「T―nsSOWL(ティーンズソウル)」が21日、参議院議員会館で記者会見を開き、来月21日(日)に全国一斉高校生デモを開催することを発表した。
ティーンズソウルは、高校生を中心とした10代のグループ。メンバーは全国に60人ほどだが、動員力はアイドルにも引けを取らない。昨年8月に東京・渋谷、原宿で主催したデモでは約5000人を集めている。今回は渋谷、大阪、仙台でデモを予定しており、計3万人の参加が目標という。
選挙権が「18歳以上」に引き下がったことで、同世代の新たな有権者約240万人に選挙に行くよう呼びかける一方、情けない野党にも活を入れるわけだ。キャッチフレーズは、「とりまユナイト」。“とりあえず、まぁ~団結”の若者言葉で、“国民、野党、メディアの団結”という意味でもある。