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小池新党の“牙城”東京10区 自民刺客に丸川珠代氏が急浮上

 “小池新党”が総選挙の台風の目になりつつある。自民党が怒りの矛先を向けるのが、小池都知事の威光をかさに着て新党づくりに突っ走っている若狭勝衆院議員だ。「絶対に落としてやる」と怒髪天で、強力な刺客擁立を急いでいる。

 そうでなくても、自民は若狭氏にカンカンだった。何度も裏切られているからだ。小池知事の自動失職を受けて昨年10月に実施された衆院東京10区の補欠選挙で、自民は比例東京ブロック選出の若狭氏を渋々公認。小池知事の地盤引き継ぎに成功した若狭氏は、まんまと当選した。

 ところが、わずか7カ月後に国政版小池新党をつくると鼻息荒く離党してしまった。自民にしてみれば、絶対に負けられない選挙区だ。10区支部所属のベテラン地方議員はこう言う。

「われわれは補選の時点で比例東京の鈴木隼人衆院議員を推していたのに、小池知事との溝を深めたくないという党本部の意向で、仕方なく若狭議員を支援した。そうしたら、アッという間に離党でしょう。みんな激怒してますよ。先月末に開かれた区議を励ます会に二階幹事長が寄せた祝電には、〈東京10区は注目選挙区ですから、早急に支部長を決めます〉とあった。ようやく鈴木議員に公認が出ると待ち構えていますが、ナシのつぶてです」

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