維新が狙うOTC類似薬「100%負担」のショボすぎる“保険料軽減効果” むしろ医療制度改革に火種のトンデモ愚策

公開日: 更新日:

〈連立合意政策を実行、日本を前へ〉──。高市首相が首相指名された先週18日、自民党と連立を組む日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は自身のXに、そう投稿した。〈日本を前へ〉とカッコつけているが、やろうとしていることは国民皆保険制度の破壊である。

 問題は、連立合意の「OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直し」。自維の密室協議を経て、厚労省が昨年末に改革案を取りまとめた。OTC類似薬の自己負担について、抗アレルギー薬のアレグラや解熱鎮痛剤のロキソニンなど77成分(約1100品目)を対象に、2027年3月から薬剤費の25%を追加料金として患者から徴収する。

 厚労省は特別国会への提出を目指す医療保険制度改革関連法案に〈一部保険外療養を創設する〉として、追加料金の新設を盛り込んだ。

「OTC類似薬の見直しは維新の肝いり政策ですが、自民党内から『なぜ、維新の言いなりなのか』などと反発の声も上がっています。維新としては『77成分、25%負担』を入り口に、ゆくゆくは対象成分を広げ、薬剤費の負担割合も引き上げたいのがホンネ。看板政策の都構想も、『改革のセンターピン』に据えた議員定数削減も実現へのハードルが高いため、『保険料負担の軽減』を錦の御旗に保険制度をいじるくらいしか見せどころがない」(政府関係者)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相の“悪態答弁”にSNSで批判殺到! 共産&れいわの質問に「不貞腐れたガキレベル」の横柄さだった理由

  2. 2

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  3. 3

    議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣

  4. 4

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 5

    「高市離れ」が参院自民と霞が関で急加速 11年ぶり暫定予算ドタバタ編成がダメ押しに

  1. 6

    自民党からボロクソに言われ始めた玉木・国民民主…無理な要求ばかりで「おかわり君」「おねだりキャバ嬢」

  2. 7

    高市首相が画策「逃げ恥国会」は大失敗!予算年度内成立に暗雲、11年ぶりの暫定予算編成へ

  3. 8

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪

  4. 9

    シリーズ「占領下の日本社会」(102)東條英機が天皇に対して使っていた「二枚舌」は歴史に残すべき

  5. 10

    日本いつもの朝貢外交でトランプ米国に“抱きつき”…矢継ぎ早に総額17兆円超の対米投資

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深