被災者よりも総裁選…安倍首相「しゃぶしゃぶ夜会」のア然
被災者のことは頭になかったのか。死者5人、負傷者約400人に上っている大阪北部地震。約2000人が避難生活をしている。鉄道の運行中止や住宅損壊、断水やガスの停止など、混乱が相次いでいた18日の夜、安倍首相は高級日本料理屋で「しゃぶしゃぶ」に舌鼓を打っていた。
18日の「首相動静」によると、安倍首相は、午後6時44分から、赤坂の「古母里」で岸田政調会長と会食。北朝鮮や国会、9月の総裁選について話し合ったという。
「古母里」は、しゃぶしゃぶや、すき焼きなどを提供する高級料理店。コースで注文すると、1人当たり最低でも1万2000~1万5000円はする。消費税や飲み物代は別だから、酒を飲めば1人当たり軽く2万円はする、庶民には縁のない店だ。
地震発生直後の会見で安倍首相は、「大阪を中心とする地震については、人命第一、この基本方針で政府一丸となって臨んで対応している」などと意気込んでいたが、それなら、高級しゃぶしゃぶを満喫している場合じゃなかったのではないか。大阪地震は、大きな余震が心配されている。万一に備えて公邸で待機しているのが当然だろう。