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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

米国の若者は軍事行動には批判的だが…日本の若者は軍事力行使に前向きである

公開日: 更新日:
米国の若者の52%が「米国の民主主義が機能していない」とみている(C)ロイター

 第2次大戦以降、米国は「民主主義の擁護」という名のもとに「世界の警察官」を任じてきた。79歳のバイデン大統領など、冷戦時代に生きていた人々は今も、「世界の警察官」の役割を行うべきと思っているようだ。

 バイデン政権は中国脅威論を展開し、西側諸国の「反中同盟」を形成しようと… 

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