北京五輪で怖いのはコロナより中国のサイバー攻撃 オランダは選手団に端末持ち込みNGと注意喚起

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 ある意味、ウイルスよりも怖い。

 2月4日に開幕する北京冬季五輪。再び世界的に新型コロナウイルスへの警戒感が高まる中、参加するアスリートたちには別の強い懸念がある。現地でのスパイ行為やサイバー攻撃だ。

 中国ではインターネットやSNS上での投稿や発信は国によって監視され、自由な発言が制限されている。五輪を含む国際的なイベントでは定められた場所での発信は認められているとはいえ、個人情報は中国当局に筒抜けとされ、日本や諸外国での「常識」は通用しない。中国情勢に詳しい国際ジャーナリストの近藤大介氏はこう言う。

「2008年の北京五輪では訪中したアフリカ諸国の国家元首やVIP、その親戚や家族に無料で人間ドックを受けさせるサービスを施した。狙いは健康状態の把握です。さまざまな方法で、アフリカ諸国、アフリカ独裁政権の情報収集に余念がありませんでした」

 今回の五輪は米国などが外交的ボイコットを決定。政府関係者を訪中させない国も多い。

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