「車窓から日本を再発見!全国ローカル路線バス」ブルーガイド編集部編
テレビ番組でもおなじみの路線バスの旅は、土地の風情や人情にも触れられると、いまや鉄道旅に匹敵する人気を集めている。本書は、全国の数あるバス路線から、個性あふれるお勧めを紹介するガイドブック。
奈良交通の「八木新宮線」は、一般路線バスとして運行距離日本一を誇る。近鉄大和八木駅から紀伊半島を縦断し太平洋岸のJR新宮駅まで全長166・9キロ、バス停の数は167カ所。起点から終点まで約6時間半かかる。沿線に見どころも多く、途中下車が可能な2日間有効の乗車券も用意されている。その他、バスに乗ったままフェリーに乗船して、大隅半島と鹿児島市内を行き来できる鹿屋市のコミュニティーバスなど全44路線を網羅したバス旅のススメ。(実業之日本社 850円+税)