「中野ジェームズ修一×運動嫌い」中野ジェームズ修一著

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 現在、40歳以上の5人中4人がロコモティブシンドロームかその予備群だといわれている。加齢による筋力の低下や病気などで要介護や寝たきりになるリスクが高いのだ。

 例えば車通勤の人は普段は玄関から車までしか歩かない。運動のためにウオーキングをする人も多いが、ただ歩くだけでは筋肉はつかない。歩く距離を伸ばす、走る、ウエートトレーニングをするなど、より強い負荷を加えることで筋肉がつく。筋肉は加齢によって衰えるのではなく、使わないことで減っていく。60歳でも70歳でも筋肉はつくので、トレーニングを続けることが重要なのだ。

 フィジカルトレーナーが対話でわかりやすく運動を勧める。

 (NHK出版 1400円+税)

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