すでに15年…俳優・天宮良が役作りからハマったトライアスロン

公開日: 更新日:

 峰岸さんがトライアスロンを始めたのは、ボクより2年ぐらいあと。たぶん、55か56歳でした。峰岸さんが初めて宮古島大会に出場した日、ボクは仕事があって途中から応援に駆け付けたんですが、バイクの最中に落車して自転車が壊れてしまったんです。ギアが変わらない状態で残り60キロ。バイクで足がボロボロになって、フルマラソンなんて絶対に無理と思ったのに、制限時間の3分ぐらい前にゴールインしたんですよ。そのとき、この人、根性の男だな~って感じたのが、すっごく印象に残ってます」

 ところで、天宮さんにとってトライアスロンの魅力とは?
「ここ数年は出場してませんが、苦しかったときの方が圧倒的に多いですよ。体は正直で、準備時間が足りなくて思うようにトレーニングができなかったときは、やっぱり苦しいレースになっちゃうんです。ただ、完走できたときって、自分が設定している限界を超えた瞬間じゃないかと思うんですね。あきらめなければ自分の限界以上のことができる……。仕事に置き換えると、例えば、こんなに長いセリフをこの短期間に覚えられないぞ~と思っても、自分の心が折れさえしなければ必ず達成できる。そんなことをトライアスロンから学びました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方