引っ越しシーズンで“外国人お断り問題”浮上…「OK物件」のリスト化でも解決できない理由

公開日: 更新日:

 引っ越しシーズンもたけなわだ。毎年、この時期になると外国人が日本の家を借りにくいという問題がたびたび取り上げられる。だが、物件オーナー側の「外国人お断り」の理由が掘り下げられることは多くない。 

 賃貸退去後の原状回復を担うリフォーム会社の元社長は、現場の実感をこう明かす。

「外国人入居者の住まいは、内装の傷みが激しいと感じる時もある。文化や生活習慣の違いだろうか。もちろん個人差はあるが、現場ではそうした感想がしばしば聞かれる」

 オーナーが外国人入居に慎重になる背景にあるのは、根拠のない偏見だけではない。言語対応や退去時対応への不安、そして過去の苦いトラブル経験がある。

 日本賃貸住宅管理協会の2022年度調査でも、家主800人の半数が外国人への「拒否感」を持つと回答。理由にはゴミ出しや騒音などの生活ルール、外国語対応への不安が挙がった。

 こうした不安が「属性による拒否」へと短絡的につながるのは問題だ。本欄で注目したいのは、現状に生じている負担についてである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深