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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

「脂肪肝」知れば納得…なぜ、ごはんよりチャーハンがいいのか

公開日: 更新日:

「沈黙の臓器」といわれる肝臓。何ひとつ文句も言わず、黙々と働いています。にもかかわらず、特に脂肪肝に対する誤った情報があふれています。

 そこで「脂肪肝を防ぐための正しい知識」について再度ご紹介することにしました。

 脂肪肝は長い間「たいしたことのない病気」と思われてきましたが、近年は「あらゆる病気の出発点」とされ、多くの重大な疾患を招きかねない厄介な病気との認識がされるようになりました。糖尿病、高血圧心筋梗塞、脳血管障害といった病気につながってしまうのです。

 ところが、脂肪肝に関して、多くの「誤解」があります。たとえば「脂肪肝になるのは、肉や揚げ物などの脂っこい食べ物をたくさん取っているせいだ」という点。脂肪肝という名称のせいもあるのでしょうが、「脂肪肝=脂肪の取りすぎでなるもの」と思い込んでしまってるわけです。これは間違いなのです。

 肉、揚げ物、てんぷらなどの脂の多いものは、よほどたくさん取らない限り脂肪肝にはなりません。多くの脂肪が含まれていますが、体内に入ると別の脂質に変換されてしまうため、肝臓に蓄積することはありません。つまり、「脂ものを多く取ると脂肪肝になる」というのはまったくの濡れ衣。「脂ものを控えたところで脂肪肝を防ぐことはできない」ということになります。

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