手を抜くことは悪いコト?「サボっている」ことが時代の最先端になる可能性

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 朝から晩まで会議に追われ、メールの返信に時間を取られ、気がつけば1日が終わっている。やるべきことは山積みなのに、なかなか片付かない。一方で、同じかそれ以上の仕事をこなしながら、周囲からは「飄々としている」と言われる人もいる。実業家の谷川輝氏が、著書『サボ力』(ザメディアジョン)のなかで導いた答えとはなにか。(本文は著書から一部引用・再編集しています)

  ◇  ◇  ◇

 多くの人が「全部を全力で」やろうとして疲弊している一方で、僕は意識的に「やらないこと」を決め、本当に大切なことだけに集中する習慣を身につけていたのです。これが「サボ力」という考え方でした。もちろん、決してズルをしているということではありません。むしろ、限られた時間と労力を最も効果的に使うための戦略的な選択なのです。そもそも「飄々としている」という言葉は、必ずしも褒め言葉として使われません。

 どこかつかみどころがない、真剣味に欠けるといったマイナスのイメージも含まれますが、実際にはこの状態こそが現代において最も理想的な働き方なのではないかと僕は考えています。やらなければならない仕事や責任から完全に逃れることはできません。そうした必要な業務についても、できる限り自分の快適な方法で取り組み、ストレスを最小限に抑えることは可能です。

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