手を抜くことは悪いコト?「サボっている」ことが時代の最先端になる可能性

公開日: 更新日:

 朝から晩まで会議に追われ、メールの返信に時間を取られ、気がつけば1日が終わっている。やるべきことは山積みなのに、なかなか片付かない。一方で、同じかそれ以上の仕事をこなしながら、周囲からは「飄々としている」と言われる人もいる。実業家の谷川輝氏が、著書『サボ力』(ザメディアジョン)のなかで導いた答えとはなにか。(本文は著書から一部引用・再編集しています)

  ◇  ◇  ◇

 多くの人が「全部を全力で」やろうとして疲弊している一方で、僕は意識的に「やらないこと」を決め、本当に大切なことだけに集中する習慣を身につけていたのです。これが「サボ力」という考え方でした。もちろん、決してズルをしているということではありません。むしろ、限られた時間と労力を最も効果的に使うための戦略的な選択なのです。そもそも「飄々としている」という言葉は、必ずしも褒め言葉として使われません。

 どこかつかみどころがない、真剣味に欠けるといったマイナスのイメージも含まれますが、実際にはこの状態こそが現代において最も理想的な働き方なのではないかと僕は考えています。やらなければならない仕事や責任から完全に逃れることはできません。そうした必要な業務についても、できる限り自分の快適な方法で取り組み、ストレスを最小限に抑えることは可能です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  4. 4

    天皇皇后「空海展」鑑賞で見えた“祈られる天皇”の姿…今も京都で続く「玉体安穏」とは

  5. 5

    妻子を捨て愛人と家を出た父「中学受験だけはさせてやってくれ」…小6娘を待っていた残酷な現実

  1. 6

    皇室典範改正を動かした麻生太郎氏「藤原道長の血を引く」は本当か? 学術的な研究を紐解く

  2. 7

    60歳以上も働くために必要なのは NISAでも、資格でもなく「体力」 マクドナルドでパートするシニアが明かす「筋トレ」の重要性

  3. 8

    (3)自動車「次は中古でいい」が増加中 高すぎる新車価格、機能の充実化も負担に

  4. 9

    千葉に豪雨もたらした「モンスーンジャイア」の脅威…“逆走”台風15号が伏線、背景にやはり温暖化

  5. 10

    52歳JAF職員 “踏切事故殺人未遂”逮捕で浮上した「もう一つの違反」とは?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道