評価うなぎ上りでもギャラ格安…杏は最高の「コスパ女優」

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“最高のコスパ女優”と言っていい。杏(27)が主演を務めているNHKの朝ドラ「ごちそうさん」が、放送開始から7週連続で平均視聴率21%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。大ブームを巻き起こした前作「あまちゃん」を超える勢いというから驚きだ。

 杏は大手広告代理店が作成している「潜在視聴率」も13.0%で、女優では2位にランクイン。前回の19位から大躍進した。それでいて、ドラマにメーンで出演する際のギャラは1話110万円と格安。潜在視聴率トップの米倉涼子は300万円、3位の綾瀬はるかは250万円というから、杏の費用対効果はぶっちぎりだ。

「杏は、2年前に実写版の『妖怪人間ベム』(日本テレビ)でベラ役を見事にこなし、完全にひと皮むけました。コテコテの濃いメークや体を張った演技が多い妖怪人間の役なんて、普通の女優ならなかなか引き受けません。それも杏は大物、渡辺謙の娘ですから、なおさらです。それに臆せず挑戦し、当時は〈杏の最高傑作〉と言われるほど完璧に演じ切り、評価はうなぎ上りでした」(テレビ局スタッフ)

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